人見知りだった田舎の少年が、40カ国を仕事で飛び回るようになるまで——会社員コーチ・三好康次さんが語る「楽しむ技術」

「死ぬ時に後悔したくない。だから、今できることは今やる」

そう話すのは、プラント建設会社・日揮グローバル株式会社でプロジェクトマネージャーとして働きながら、副業コーチとしても活動する三好康次さん。仕事で訪れた国は40カ国以上、コーチング歴15年

そんな彼が、実はもともと「人見知りで人と話すのが苦手な少年」だったと聞いたら、あなたはどう思いますか。今回は、海外での衝撃体験とコーチングとの出会いが、一人の人間をどう変え、人とのつながり軸に人生を楽しむようになったのか?人生に夢中になる秘訣を伺いました。

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目次

広島の田舎で育った人見知り少年から、海外を駆け回る会社員へ

三好さんの出身は広島県三好市。

山に囲まれた超田舎で、小学生の頃はクワガタムシを捕まえたり蛇と遊んだりして過ごしていたといいます。人見知りで、自分から声をかけることなど考えられなかった.

今のエネルギッシュな姿からは、とても想像できません。

変化のきっかけは、会社に入ってから訪れた「初めての海外」でした。しかもその最初の赴任地が、パキスタン。しかもその滞在中に、クーデターが起きて政権が変わるという事態まで経験しました。

「日本では、あうんの呼吸でコミュニケーションが成り立つ。でも海外では、自分の意見をきちんと言わないと何も伝わらない。それを肌で経験しながら、失敗を重ねていきました」

現地スタッフと言い合いになったこともあります。

年上のパキスタン人から「みんなの前で怒鳴るのはやめてくれ」と言われ、その後むしろ仲良くなった。そんな失敗と和解の繰り返しが、三好さんを変えていきました。

ベトナムに10年いて気づいた「細かいことを気にしない」という生き方

その後、オマーン、ベトナム、イラク——仕事で関わった国は出張も含めて40カ国以上に上ります。

中でも最も長く関わったのがベトナム。10年以上の現場経験を通じて、日本人の自分が気づかなかったことがあると言います。

「ベトナムの人たちって、残業代がもらえなくても残業せずに帰って、友達とお酒を飲んだりカラオケに行ったりするんです。人生を楽しんでいる感じがするんですよね」

そのカルチャーショックは、三好さん自身の価値観にも影響を与えました。「細かいことを気にしなくなった」「もっと人生を楽しもう、と感じるようになった」

40カ国の異文化体験の積み重ねが、今の三好さんをつくっているようです。

転職を悩んでいた30代、コーチングに出会って「人生が180度変わった」

会社員生活が順調に見えても、30代のある時期、三好さんは転職を真剣に考えていました

「このまま先が見えない」でも、会社の中では相談しにくい。友人に話せば飲み会になってしまう。そんな中で出会ったのが、プロコーチでした。

「コーチングって、心の幕を一枚全部取っ払って何でも話せる。あんなに自由に話していいんだ、という驚きがありました」

その体験がきっかけでコーチングにのめり込み、以来15年、学び続けてきました。ICFの資格を取得し、今では社内でも社外でも、コーチングを届けています。

三好さんがコーチングで大切にしているのが「ビーイング(Being)」の視点

会社の仕事はやることリスト(ドゥーイング)に溢れているけれど、コーチングでは「何をやるか」より「どうありたいか」を先に聞く。それだけで、相手が自分でも気づいていなかった本質が見えてくる、と言います。

「ドゥーイングで売上を増やそうとか集客しようとか言っても、腹落ちしない。でもビーイングで話すと、その人の心や魂に触れる感じがする。そこが明確になると、行動は自然についてくるんです」

「コーチングを広めよう」とは思わない——忍ばせる方が伝わる

コーチングを学んだ会社員がぶつかりがちな壁のひとつが、「社内でどう広げるか」という問題。三好さんの答えは意外にもシンプルでした。

「広げようという発想をやめました。コーチングという言葉にエンジニアは抵抗感を持ちやすい。だから、あえて『コーチング』とは言わずに、面談の中にそっと忍ばせています」

1on1の面談で「それって何でやりたいと思うの?」とひと言添えるだけで、部下が「あ、自分はこれを大事にしていたんだ」と気づく瞬間が生まれる。

コーチングという名前より、その体験そのものを届けることを選んでいます。

副業としては、大企業の部長・課長クラスへのコーチングセッションや、1年間の少人数コーチングスクールも運営。会社にも副業申請を正式に出し、オープンに活動しています。

死ぬ時に後悔したくない——それが「楽しむ」の根っこにある

フェイスブックを見ると、三好さんの投稿はいつも楽しそうです。

山、海外、仕事、コーチング、食——それを見て「最初からそういうキャラなのかな」と思っていたら、大きな勘違いでした。

「楽しむことが自分の価値観だと自覚できたのは、コーチングに出会ってからなんです。その背景には、死ぬ時に後悔したくないという気持ちがありました」

今できることは今やる。失敗してもネガティブに捉えない。むしろ失敗も含めて楽しんでしまう。それが、三好さんが長年かけて身につけてきた生き方です。

転職に悩む30代・40代の方、コーチングに興味がある会社員の方、副業をどう進めるか迷っている方。三好さんはそんな方たちに、ぜひコーチングを届けたいと言います。

「転職するにしても、会社や職種を先に探すより、まず自分が何を大事にしているかを明確にする方が先」それもまた、ビーイングからはじめる三好さんらしいアドバイスです。

三好さんへのご連絡はフェイスブックから。また、企業の枠を超えてキャリアや働き方を自由に話し合うコミュニティ「ワイガヤ」も無料で参加できます。フェイスブックでつながってメッセージを送ってみてください。


【三好康次コーチ】日揮グローバル株式会社で27年間プロジェクトマネージャーとして海外プロジェクトを牽引。ICF認定コーチ・NLPプラクティショナーとして人財育成にも携わる。現在はコーチングと対話を軸に、働き方や人生について対話するワイガヤなどのコミュニティを主宰やコーチングを指導している。

Facebook>>⁠https://www.facebook.com/koji.miyoshi.5220⁠
note>>⁠https://note.com/miyoshicoach

動画や音声はこちらからお楽しみください。

人生の踊り場から、次のステージへ

今、自分がどういう中年の変化の中にいるのか?ミッドライフ成熟度チェックリストを作りました。

20代、30代と同じ価値観のまま、40代、50代を過ごそうとすると、脳と心は深刻な不調をきたします。

このワークを通じて、「今、自分の中で起きている構造改革」を客観的に理解してみましょう。


それは、あなたがこれまでの経験を「知恵」に変え、より大きな影響力を発揮する「成熟した大人」へと、サナギからきれいな蝶へと変容するための、最も大切なプロセスです。

このチェックリストは、あなたの本質に寄り添いながら、次のレベルへと進むためのコンパスです。ぜひご活用ください。

ご希望の方は、メールでお送りしますので受取先のメールアドレスとお名前をご記入ください。

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この記事を書いた人

国内商社のビジネス開発・米国バイオ研究者を経て、47歳でライフコーチへ。科学的根拠と内面探究を組み合わせた、異色のコーチとして、40代・50代の変容に関わる。ポジティブ心理学・成人発達理論をベースにしたライフコーチ。アイオワの田舎で夫と息子の三人暮らし。

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