Ep #14: ライフコーチの継続コーチングプログラムの料金の決め方

リスナーさまからのご質問にお答えします。

コーチングの値段もピンキリ。みなさん、どうやって決めていますか？

私が初めて販売した有料商品は、1700円ぐらいでした。

自分の商品を売ることがすごく大それたことのように思えて、ドキドキしたのを覚えています。

その後しばらく1万円以上にするのも怖かったぐらい、高額商品を作れませんでした😅

それが、とあるきっかけがあり20万円以上の商品をプレッシャーを感じずに、売ることが当たり前に変わりました。

完全に、メンタルが変わったんですね。

昔の私のように、高額商品の値付けがちょっと怖いとか苦手な方が、プレッシャーなく高額化するためのポイントをお伝えします。

高額コーチング料金の決め方

音声はこちらからお聞きください。

コーチの料金決めのよくある誤解

１．時間の長さと料金は比例しない

同じ結果がでるなら、勉強する時間が短いほうがお客様にとっては価値があります！

商品を作るまでにかかった時間や、自分がかける時間ではなく、

サービスや商品の料金は、「お客さまが感じる変化の価値」です。

２．資格や経験から値段を決める

以前は、経験者の方から「価格を上げられない」という相談が多かったのですが、最近の傾向は、まだ売れるまえから強気の値段をつけて「売れません」というもの。

よくあるのが、

• まだ実績はないけれど資格だけは上位のものをとっているから
• 有料のお客様はいないけれど、モニターさんで結果がでてきたし、経験をつんだから
• 他の起業仲間から「それは絶対もっと高い価値がある！」と言われたから

というような理由から、強気の値段をつけたものの、「値段が高くてお断り」が続いてしまうケース。

３．自分のプライドや時給から値段を決める

ビジネスコンサルから「もっと値段を上げて」と言われた方も多いのではないでしょうか？

ぶっちゃけ、ビジネスコンサルからしたら「価格を上げること」は、一番簡単に売上を増やす方法です。

または、自分の知っている他のコーチの値段を聞いて、「あの人があの値段なら、私もそれ以下では売りたくない」というような、プライドから値段を決めたり。

または、このくらいの時間がかかったから、時給で換算するとこの料金じゃないとやっていられない。など、自分都合で値段を決めたものの売れない。

あなたのプライドや時給は、お客様には全く関係のないこと。特に最初は自分の都合からの値付けでは、売れないことがよくあります。

高額値付けが怖かった私でもできた値付けの３つのポイント

１．相場を知る

まずは相場を知ること。

相場に合わせた値段を付ける必要はありませんが、安めの値段をつけるのか、高額商品として売るのかによって、ブランディングのやり方も変わります。

また、コーチとして始めたばかりなら、安めの価格から始めたほうが断然売りやすい。

実績ができてお客様が待っている状況になれば、すぐに値段を上げましょう！

最初の目安は、１週間１万円（100ドル）です。3ヶ月なら12万円または1200ドル。

あくまでも参考価格です。

相場の価格と他のコーチが提供しているサービス内容をまずはリサーチしましょう。

２．自分のサービスの価値を知る

できるだけ客観的に自分のサービスの価値を分析します。

例えば

• お客様がどういう状態からどう変わる？
• 期間はどのくらい？
• その間のサポートは？
• あなたのユニークなところは？

について書き出してみましょう。

あなたが提供する価値＝お客様の変化から価格を決めます。

ここでのポイントは、自分ひとりで考えないこと。

自分の商品の価値は自分には当たり前すぎて見えにくいものです。

できるだけ客観的な意見を取り入れましょう！

３．値段の3から5倍の価値を提供する

高額商品を売ることに抵抗がある方は、

「これは安すぎる！買わないなんて信じられない！」

と自分でも思う価値を提供しましょう。

高額でも安い！この感覚があると、高額商品が売りやすくなります。

客観的に見て、誰がどう考えても安いでしょ！！という商品づくりが高額商品の値付けのポイントです！

自分が提供しているコーチングサービス内容をお客様に刺さる言葉で言語化することが大事です。

４．無理なく売れる価格から始める

初心者におすすめしているのが、クロージングで価格を伝えたときに、自分が変な気分にならない金額から始めるということ。

「この値段は高すぎるかな？」

「私のフォロワーにはこの金額は高すぎるかも」

「私にはお金ブロックがあるから、この金額を伝えるのが申し訳ない」

などの、マインドドラマがあると、売れるものもの売れませんから。

最初は無理なく、この金額です！と自信をもって違和感なく伝えられる料金から始めることがポイントです。

集客や高額メニューの作り方は、こちらのPDFでもお伝えしているので、参考にしてくださいね。